祈り
平成28年熊本地震により被災された皆様に心よりお見舞い
申し下げます。
亡くなられた方々、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し
あげます。
未だ行方の判らない方もいらっしゃり、大きな余震が続く中
悪天候が続いております。
自衛隊、消防隊、ボランティア等様々な皆様が足場の悪い
過酷な状況で救助活動をなさっております。
二次災害の無いようお気を付けください。
被災者の皆様方には何卒お体にご留意の上、一日も早く
復興され、平穏な生活を取り戻されることをお祈り申し上げ
ます。
今から5年前の東日本大震災では東北ばかりではなく、
東京、神奈川でも強い揺れを感じました。
地震後の大津波、その後判明する福島第一原子力発電所
でのメルトダウン。
予想だにしない甚大な被害と恐怖・・・。
神奈川県タイヤ商工協同組合では東日本大震災で経験した
経験を基に、地震等による大規模災害が発生した場合、救命、
救助等の災害対策をする警察車両、消防車両、緊急通行車両
向けに対応する為「災害時におけるタイヤ修理等に関する協定」
を神奈川県と結んでいます。
これは全国タイヤ商工協同組合の中で初の試みで、以後宮城、
東京、茨城、岡山、広島の各組合が各県と協定を締結し、今後も
広がる試みだと思われます。
ニュースの映像をご覧になると分かるとおり、建物が倒壊し、地面
が隆起するとクギ等の金属や木材が散在し、歩行や走行が困難
となります。
足場の悪い路面ですから車両が走行すると多所でパンクが発生
し、早急に出動したいのにパンク修理の援助を待たなくてはなり
ません。
しかし災害時ではその要請もままなりません。
協定を結んだ事で作業依頼がスムーズになりました。
県からの出動要請が有れば各組合員(タイヤ販売店)は最大限
可能なかぎり応じます。
パンク修理等の作業は無償で行ないます。
修理の依頼を受けて作業終了までの書類のやり取りが不要となり
円滑に救護活動が出来る訳です。
ただ、残念な事に今回災害の起こった九州地方には全国タイヤ
組合連合会に加盟している県が無かったそうです。
したがって被災された地域の専業店の被害状況など未だ把握でき
ていない状況との事です。
災害は無きに越したことはない
しかし思いもよらぬ事は現実に起きてます。
今年は『猿年』 = 『さわぐ年』と言われてます
悲しい騒ぎではなく、
嬉しい騒ぎが多い年である事を祈ります。